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プライベート・エクイティ:クロスオーバー/ベンチャー・キャピタル

Crosslink Capital, Inc.

ハンズオン・アプローチ

運用責任者

パブリック・チーム:ファウンディング・パートナー
Michael Stark
マイケル・スターク

ベンチャー・チーム:パートナー/アルファ・ファウンダー
Eric Chin
エリック・チン

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Michael Starkを筆頭に上場株式への投資を担当する7名のパブリック・チームと、Eric Chinを筆頭に未上場株式への投資を担当する10名のベンチャー・チームで構成。各チームにおいて、長年実績を積んだシニア・メンバーを若手アソシエイトがサポートする体制を構築。

運用哲学

ベンチャー・キャピタル(未上場株式)、ヘッジ・ファンド(上場株式)双方のリサーチ情報を緊密に共有するクロスオーバー・シナジーの下で、「アルファ・クラブ」を柱とする広範なベンチャー・ネットワークをディール・ソースとして有望なベンチャー企業を発掘、徹底したハンズオンによってビジネス展開をサポートします。

アルファ・クラブ紹介

運用プロセス例

ベンチャー・キャピタル(以下、「VC」)運用では、主にテクノロジー関連の高成長セクターを中心に未上場企業を発掘します。また、ヘッジ・ファンド運用では、同様のセクターを中心に約1,000社の成長企業で構成されるユニバースから上場企業を選別します。

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運用戦略

クロスオーバー Crosslink Crossover シリーズ
(戦略開始日:1986年3月)

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35年超の優れた実績を誇る世界でも珍しい、未上場株式(ベンチャー企業)と上場株式投資を融合させたハイブリッドな投資戦略です。未上場株式及び上場株式へ最終的に約50:50の投資アロケーション(Crossover)を行うことで、ベンチャー投資の初期段階に発生する投資元本の下落(Jカーブ効果)を大きく低減しつつ、長期的な絶対収益を追求します。また、上場株式への投資アロケーションを調整し当初の投資金額の範囲内で未上場株式への投資を実行、投資家に対するキャピタル・コールは発生しません。

(写真)Crosslink Crossover Fundシリーズ_プライベート・エクイティ

未上場株式投資では、企業の経営に自ら参画する「ハンズオン戦略」の下で将来有望なベンチャー企業のポートフォリオを構築します。上場株式投資では、大きな成長が見込まれるテクノロジー企業、及びテクノロジーを活用して革新的なサービスを提供する小売や金融セクター等の企業へ投資を行います。また、「ヘッジ・ファンド戦略」を採用するファンドでは、新興成長企業にマーケット・シェアを奪われ衰退していく大企業等を選別してショート・ポートフォリオに組入れます。

ベンチャー・キャピタル Crosslink Venturesシリーズ
(戦略開始日:1989年3月)

(写真)Crosslink Ventures Fundシリーズ_プライベートエクイティ

シリコンバレーの最先端を行く投資テーマ(IoT、AI、フィンテック、デジタルヘルス等)にフォーカスし、市場規模が数千億円以上の業界に破壊的変革(イノベーション)をもたらすベンチャー企業に投資します。Crosslink Capital社インベストメント・プロフェッショナルが運営するシリコンバレー屈指のベンチャー・ネットワーク「アルファ・クラブ」を柱として魅力的なスタートアップ企業へ早期にアクセスし、主要投資家としてボード・シートを獲得する等、徹底した「ハンズオン戦略」による企業価値の拡大を目指します。また、シードやアーリー・ステージで投資したベンチャー企業の中から、厳選された有望企業のみにミッド・ステージで投資を行うEndeavour Fundの運用を2020年6月より開始しています。

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Michael Stark マイケル・スターク

Crosslink Capital(パブリック・チーム)
ファウンディング・パートナー

ノースウェスタン大学を卒業、ミシガン大学にて経営学修士(MBA)を取得。シリコンバレーの勃興期である1980年代にインテルへ入社し、エンジニアとして3年間働いた後、米国新興企業に特化した投資銀行Robertson Stephens & Company(以下、「RS&Co.」)に入社、半導体セクターを得意分野として頭角を現す。同社で上場株と未上場株双方に投資するCrossover Fund、そしてベンチャー投資部門(現在のCrosslink Capital)の設立に尽力し実績を残した後、1999年にRS&Co.からの同部門MBOを成功に導く。

Michaelは、ベンチャー・キャピタル投資で軽視されがちなポートフォリオ理論を実践に活かすことのできる数少ないファンド・マネージャーの一人です。RS&Co.で上場する新興企業を数多く見てきたMichaelは、上場前後で経営陣も顧客も何も変わらないのに、なぜ投資家だけが変わらなくてはならないのかと疑問を持つようになり、Crossover Fundを設立しました。上場株と未上場株双方を分析できる能力は、社内で"バイリンガル"と呼ばれています。

エンジニア的思考回路を持つMichaelは、非常に論理的であり、若手社員に対して投資プロセスの一貫性を問い、また同時に熱意や好奇心といった姿勢も厳しく要求しますが、それは若手育成のための教育熱心な一面の裏返しとも言えます。Michaelは自分に対しても厳しいハードワーカーですが、プライベートでは家族との時間を最優先させる等、優しい一面も覗かせています。Michaelの指導の下、2010年以降、ベンチャー投資活動のリーダーシップはEric Chinへ引き継がれています。

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Eric Chin エリック・チン

Crosslink Capital(ベンチャー・チーム)
パートナー/アルファ・ファウンダー

ダートマス大学を卒業、ハーバード・ビジネス・スクールにて経営学修士(MBA)を取得。Artiman VenturesやBay Partnersでべンチャー投資を行い、スマートフォン等の動きを検知するセンサーを手掛けるInvensense(2011年にIPOした後、2016年にTDKが買収)をはじめ、インターネットやソフトウェア企業への投資で成功。その後、2010年にCrosslink Capitalに入社し、同社の次世代を担う経営陣の1人として活躍。シリコンバレー屈指のネットワークへと発展したアルファ・クラブを活用し、投資案件や事業提携先の発掘に従事。

ベンチャー投資には人的ネットワークが極めて重要ですが、大人数の参加するイベントでは本当に関係を構築したい人と出会うのは難しいという問題がありました。そこでEricは、特定のテーマについて深い知識を持つ少人数の専門家を選別して招待し、参加者全てが活発に議論を行いながら親密な関係を構築できる場を提供すべく、2005年にアルファ・クラブを設立しました。そして、アルファ・クラブのネットワークを通じてシード及びアーリー・ステージ企業へベンチャー投資を行うというEricの考えに賛同するCrosslink Capitalで、その戦略を実現させています。

エネルギッシュで気さくなEricは、ビジネスだけでなく、サーフィンや料理といった趣味を通じた交友関係も広く、人脈が重要なベンチャー・キャピタリストは天職と言えるかもしれません。日本に来日した際には、大好物のラーメン食べ歩きを通じて当社の社員とも親睦を深めています。Ericは、自らのネットワークを駆使して様々な面で起業家をサポートすることで、イノベーションを生み出し社会に貢献する起業家の夢を実現させ、同時に資金提供を行う投資家には高いリターンをもたらすベンチャー・キャピタリストの仕事に、大きな誇りを持って取り組んでいます。