サプライチェーン・ファイナンス運用戦略では、フィンテックを活用した東南アジア・中華圏で最大級のファクタリング・プラットフォームを運営するVTeam Financial Service Group Corp.(以下、「VTeam」)の情報をベースに輸入企業と輸出企業の絞り込みを行い、最終的に30~80の優良グローバル企業の買掛債務を選別します。
<円ヘッジベース目標リターン:4.0%以上(運用報酬、ヘッジコスト控除後)の場合>
<円ヘッジベース目標リターン:2.5%以上(運用報酬、ヘッジコスト控除後)の場合>
運用戦略
プライベート・デット VTeam Siegfried Supply Chain Finance Fund (ドル建て戦略開始日:2018年4月30日)
米国ウィチタ州立大学を卒業し、米国ペース大学にて修士号(金融工学)修了後、中国天津にある南開大学経済学院においてPh.D.(経済学)を取得。1999年に台湾に本拠を置く投資銀行であるCore Pacific Securities Limitedの企業財務部門でキャリアをスタート。その後複数の金融機関を経て、2005年にTarget Capital Management Limitedでオフショアヘッジファンドの設定、管理、助言業務に従事。2013年にはAsia Coal Limited(当時香港上場)でCEO兼エグゼクティブディレクター等を務め、2015年にSiegfried Assetの前身となる組織、Siegfried Capital Partners S.àr.lを設立、2018年同社会長兼CIOに就任。
Dr.Silverは大学を卒業する際にボーイング社より採用の申し出を受けたものの、航空エンジニアとしての職業選択に魅力を感じず、大学院で金融工学を学ぶ道を選びます。この決断は、Dr.Silverが金融業界でキャリア構築を進めるに当たり重大な転機となりました。その後Dr.Silverは、目覚ましい発展を見せる中国での人脈形成に役立つと考え、2010年に同国でPh.D.を取得しました。これと並行して、2003年より2015年まで台湾の国立高雄応用科技大学で教壇にも立ち、そこで運命的な出会いが訪れます。同じ時期にVTeam Financial Service Group Corp.(以下「VTeam」)の創業者であるDr.Wen会長が、同大学の非常勤教授として在籍していたのです。Dr.SilverとDr.Wenはサプライチェーン・ファイナンスについての様々な議論を交わし、Siegfried Assetの起業、そして東南アジア及び中華圏で唯一無二の存在にまで成長するVTeamファクタリング・プラットフォームとのコラボレーションのきっかけが生まれました。Dr.Silverは今日では、クロスボーダー取引における資産価格測定や税務及び規制に関する専門家であると共に、非流動性資産の証券化やトレード・ファイナンス専門ヘッジファンドの運営経験を積むことで、サプライチェーン・ファイナンス戦略の第一人者として揺るぎない地位を確立しています。